オーディオケーブルを中心にした 音マニアと貧乏性の関係
2005年3月22日
仕事柄、音楽を聞きながら仕事することが多いですが、
2ヶ月前に安物のCDラジカセのスピーカー部分が
壊れました。
このスピーカーという所がなんともだ。
CDは再生できるのに....
ビンボー症には残酷です。
かといって、修理に出すほど代物では無い。
ってか、修理すれば新品が軽く買える。
友達に相談したらいい方法教えてもらった。
ちなみに友達とは、賞味期限切れの菓子をくれるやつではない。
その方法とはパソコン用のスピーカーを
オーディオケーブルでCDラジカセとつなげば、
パソコン用スピーカーから音が出せるという。
俺の場合、
このタイプのオーディオケーブルが
必要なんだと。
一応、友達がお古のオーディオケーブルをくれたが、
本人いわく、
『錆びてるし、傷もあるから聞けるもんじゃない』
らしい。
俺にはわからんし、そもそも錆びなんてどこにも無いじゃないか。
先端の金属が曇っていることを言っているのか。
音マニア、俺にはわからんよ。
でも長い付き合いになりそうなので、
友達の勧めで新品を買いに向かう。
500円位で買えると言うし。
近所のパソコンショップにあったはすだ。
行ってみるとお目当てのショップは閉店していた。
近くの系列店と一緒になったらしい。
うーん不況。
併合先のショップに向かう。
パソコンショップの入り口が見え始めると、
絵に描いたようなオタク君が
ガンガン吸い込まれていく。
昔はもっと普通のやつもいたはずなのだが、
オタク率が酷くなっている。
触らなければ特に害は無いが、
さっさと買って退散しよう。
店内をくまなくオーディオケーブルを探してみたが無い。何でだ。
ふっと足元を見ると、処分品を入れたケースに友達の言っていた
オーディオケーブルがわんさかとある。
値段は100円。
普通は500円はするのでかなり安い。
どうやらこのパソコンショップでは
アナログのオーディオケーブルは需要が無いらしい。
完全に取り扱わない為、処分しているとのことだった。
金メッキもされているし。
ラッキー。
帰って取り付けて見る。
俺のスピーカーにはRCA端子タイプなので、
オーディオケーブルのRCAプラグ側をスピーカーに挿し、
反対の3.5mmステレオミニプラグをスピーカーのぶっ壊れた、
CDのヘッドホン端子に挿す。
作業終了。
ラクリマクリスティーの偏西風のCDをセット。
再生。
「おおっいい感じだ。」
友達が言っている意味がなんとなく分った。
音に鋭さが出たというか、音に衝撃性が出た気がする。
細かい音もしているし。
友達が言うには、
『オーディオケーブルはピンキリだけど、2000円以下はどれでも一緒。
違いが出てくるのは5000以上の物』
らしい。
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