ゲームせどりに燃ゆ
2005年2月17日
遅まきながら最近『せどり』という言葉をネット上で目にした。
『せどり』とは、主に高価に売れる本を
フリーマーケットや中古書店のなどから安く買って来て、
ネットオークションなどで売って稼ぐ事を言うらしい。
これが今、流行って少し廃れ気味な感じらしいが、
真剣にやれば意外に堅実に稼げるそうだ。
どうして『せどり』が流行っているかというと、
高価な本の売買は普通
@本の所有者が古書店に売る
↓
A古書店が客に売る値段の半額以下で買い取る
↓
B古書店は欲しい人に買取額の倍で売る
↓
C客は欲しい本を探しまわされたあげく
『古書は高いな』と思いつつ買う。
ところが、ネットとオークションシステムにより
@とCが直接売買出来る様になった。
しかも手数料は売買成立額の3%前後。
買う方にしてみれば場合によっては古書店よりも安く
そして、探す手間もなく直ぐに手に入る。
一方売り手は近所の本屋で105円で売っていた本が
古書市場価格の1000円からウン万円で売れるわけだ。
しかも、大手中古書店はアルバイトの店員が
テキトーに値段付けているので
神田で1万円で売っている本が105円セールに
出しちゃているらしい。
俺も昔中古ゲーム探しに大手中古書店を利用していたが、
プレミアムが付いているゲームを
平気で350円とかで売っていたから、
そのあたり俺もビシバシと感じていた訳で。
それに本は価値の分らない人が多いので、
購入価格と売却価格の落差が激しいのも一因の様だ。
で、『せどり』が流行っているもう1つの理由。
それは売りたい本を
オークションや大型ネット書店が出品システムという形で
直ぐに、広く広告ができる点だ。
そしてなによりネット書店の場合、
新品と出品本の価格の2つを同時に表示するため、
『今すぐ欲しいけど、新品が2400円で出品本が2000円か...
400円安いから出品本でいいや』
と売れる事もあるそうだ。
そしてその本は中古書店にいけば、
105円で売っている本でも...。
『せどり』は本以外にも様々なものが対象に出来る。
ただ、『せどり』をする点で重要視なければならなのが、
いくら高い物でも需要がなければ売れないという事だ。
例えば105円で買って、中古市価1万円で売れる本でも、
需要(買い手)がなければ売れない。
当然、売れない物を売りたければ価格を下げる必要があるし、
いつまでも市場価格が1万円とは限らない。
『せどり』に興味をもってネットオークションを眺めていたら
ふっと、そう思った。
ちなみに『せどり』とは『競取り』と書き、
「売買の仲介をして手数料を取ること。また、その人。」
らしい。
意味はどうでもいい。
最近じゃ『せどり』に『古本市場』や『eBOOKOFF』で
『ネットせどり』する人もいるらしい。
ちなみに俺は元ゲームマニアだったこともあって、
ゲームに関して『せどり』能力はあるらしい。
某リサイクルショップで100円で買った
ネオジオCDソフト ニンジャマスターズの価格を
ネットで調べたら5000円位で買取していた。
オークションならもっとだろうか?
これで火が付き『ゲームせどり』でもやってみるかと、
己のトレジャー魂が燃ゆ。
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