乾電池からキノコが生える。
私はダイエットと運動不足解消の為、
毎日欠かさずサイクリングをしている。
が、仕事から帰宅後になり、
夜6時ころからサイクリングを開始する。
この時間ライトを付けるのは義務だ。
が、結構スピード出すのが原因なのか
、ライトの電球は1週間と持たずにキレてしまう。
サイクリングショップで電球は2つで100円程度。
最初は偶々と変えていたが、
100%の確率で1週間前後でキレる様になる。
多分スピードの出し過ぎて、
電球の寿命を縮めてしまうのだろうと、勝手に思い込む。
それなら電池代とコスト的にはかわらんだろうと、
電池式ライトに代える。
単2電池2本でつくヤツ。
電池式の中では980円と一番安かったやつだ。
だが、購入後ふとネット検索すると、
3000円位のやつで充電池を使った方が、
明るさもコストパフォーマンスも良いと知り、少し凹む。
まぁとりあえず使う。
で本題。
その電池代をケチる為に100円ショップで
マンガン単2電池4本セットを愛用していた。
一時期、行きつけの100円ショップが
3本100円のしか置かなくなった為、
やもおえず他の100円ショップで
4本100円の単2電池を探す。
その時見つけたありえない電池の話をする。
ある100円ショップで、
単2電池 4本100円。
私の求めている条件に合致している電池を見つける。
メーカーはよくある100円ショップオリジナルではなく、
どこかのメーカーが作ったものらしい。
水色のカラーリングがされて、
○ュラ○ルマンガンとかうたっている。
意味は不明。ただなんか凄そう。
最初の4本は問題なく使い切るが、
次の購入品から問題が多発する。
電池節約の為に使う時に電池をライトにセット、
帰宅後は直ぐに外していた。
セットしつぱなしにすると3日位でほとんど無くなる。
外していれば2週間はもつ。
2週間位使っただろうか、そろそろ寿命だと思うあたりから、
なんか電池がライトにセットできない。
よく見ると電池のプラス側、
突起があって円形の金属部分が少しだけ浮き上がっている。
大きさが変わって入らなくなったのだ。
別のを使い、そのおかしい電池は勉強机の上に放置。
次の日。
朝起きて、メールチェックの為にパソコンを付ける。
起動。
1通目のメールチェックしていると、
「バチ」と電気系の音がする。
なんだろうと見回しても、パソコンにも別に変化なし。
不安になったが気を取り直して、
メール2通目を開け様とする。
今度は昔のアニメで聞いた様な
「刀と刀がつばぜり合いした時の音」
あるいは「刀をゆっくり抜いたときの音」がした。
その時点でさすがに分る。
机に置いてある、
昨日おかしかった電池のプラス部分の金属が
そーっと電池から上へ伸びていく。
「電池からキノコが生えた?」とは思わなかったが、
ドラム缶に広げた傘を差している様な状態で、
「キノコが生えた」というのも案外良い表現かもしれない。
ちなみに傘の柄に当たる部分は黒かったです。
朝からドギマギさせられながら速攻、ビニール袋2つ取りに行き、
それを2重にして中に投げ入れ、厳重に結ぶ。
これが○ュラ○ルマンガンという事なのか?
これは仕様ですか?
とか思いつつ、
100円ショップなのでクレームもなんか気が引けて。
結局使い続ける。
たまたまだろうし。
が、仕様でした。
次の電池からは更にそうなる期間が短くなるものもあり、
中にはロケットの様にプラス金属部分が実際飛んだり、
「バチ」では無くショートした様に
「バチバチバチ」と音がしたり。
未だにこんな商品あるのかと逆に感心しつつ。
怖いので買い溜めて置いた同メーカーの未使用電池は
捨てました。
でも未だに売っているし、売り切れているし、
補充されているから、
俺の使い方がおかしいのだろうか?とも思う。
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